社長

以前勤めていたサッシ工の社長が代わったことを聞いた。

この会社、借金がかなりあり今の会長が引退したら廃業って感じ。

だから将来性を考え早めに退社したわけです。

今の社長はもともと職人で自分の後輩。

今時期は建設業なんて地方へ出張に出ない限りまとまった仕事なんか入って来ない。

ましてやメーカーの仕事依頼をデスクでハナクソほじりながら待ってるありさま。

仕事がないから従業員は当然自宅待機。

ちょっと仕事が舞い込んでも社員に仕事を与えずこの社長自ら現場作業しておるそうなえー

前にいちばん仲良しの後輩が今の現状を語ってくれる。

勿論今の自分の会社に後輩を誘ってはみたものの後輩はええとこの坊っちゃんなんで職を失っても心配してないんだそう。

羨ましおねがい

また社長の話に戻らさせていただきます。

職人の会社は営業という人を雇わない。

ここの場合は80歳近くの会長が仕事を取る。

だけ、それだけなのですよ。

駆動力になるベテランたちも腰の曲がったクソジジィに成り下がり、若手と言われた方々も皆
50歳を越えた父ちゃんばっか。

気力で頑張ってるッスって感じで若い気出して頑張ってるんでしょうね。

なぜこんなに毒付いてるかというと、自分が辞める時に会長が「誰かが辞めてもまた人は入って来る、職人はそういうもの。
そうだろ?だってサッシは無くならないないじゃん。

は❓

そんな将来を見据えない何とかなるでしょ的な捨て台詞を吐かれたことを今でも根に持ってるからムキー

現場で頭を働かす前に社員を気遣い少しでも利益を上げるのが社長の仕事だと思うんですがね。

そんなことを言いながらも心配してる自分がいる。

だってお世話になった会社だから